中国女性、涙の訴え。

国会は閉会いたしましたが、国会でも面談や陳情が朝から目白押しのスケジュールになっております。

今日は、SMG(Stop Medical Genocide)ネットワークの根本さんと、中国籍の女性「毛」さんからの陳情を御受けいたしました。涙ながらにお訴えをされる彼女の痛切なお話に、私も非常に心が動かされました。日本以外の他の主権国内での事情になることから、打てる手だては正直限られます。ご本人のご了解を受けて以下記載いたしますが、一人でも多くの日本人に中国国内での実情を知ってただければと思います。

【陳情】

私は付偉彤(日本語読みは、ふいとう)と申します。2013年に留学のため中国大連から来日しました。大学卒業後東京で働き、現在、○○○で働いています。6月5日に、明慧ネットで中国大連で毛氏という法輪功学習者が、6月2日に法輪功を修煉しているという理由で不法に強制連行されたという記事を読みました。

父に確認したところ、毛氏という法輪功学習者は私の母であり、家から多くの私物が不法に持ち去られていたことがわかりました。私は日本に8年間滞在していますが、私も法輪功学習者であるため、帰国時に不法に拘束される可能性が非常に高く、ほとんど中国に帰ることがありませんでした。 私は、ネットで母の違法な逮捕について読んで、とても驚きました。

そして、中国共産党政府は父に圧力をかけ、父は公職を違法に解任される可能性が出てきて、生活ができなくなる恐れもあります。私の母、毛嘉萍(もうかへい)は54歳です。 31歳のときに末期の胃がんを患い、「長くは生きられないかもしれない」と宣告されました。

その頃、彼女は法輪功の本を読み始めました。 手術が成功しただけでなく、法輪功を修煉することで、健康な体を得ることができました。 1999年に中国共産党が法輪功を迫害してから22年近くが経ちましたが、母は法輪功の修練を諦めていません。

彼女は、法輪功の基準である「真実、親切、寛容」に則り、常に善良な人でした。母が不法に逮捕された後、私は母の安否をとても心配しています。 中国では多くの法輪功学習者が臓器移植の犠牲になっています。拘束中の母が生きたまま臓器摘出されることをとても心配しています。

というのも、法輪功学習者は全員、不法逮捕された時点で強制的に採血され、血液型などが患者と一致した時点で連行され、生きたまま臓器摘出されることになる場合もあるからです。 私は今、母の安否をとても心配していますが、日本では母を救うことはできません。 母が一日も早く無事に帰宅できるように、議員先生の力を貸してくださることを願っています。母を助けてください。