櫻田義孝 衆議院議員引退のご報告

昭和62年に柏市議会議員選挙に当選以降、約37年間地元柏の為、また平成8年からは衆議院議員として、国家国民の為に働いて参りました。今回、自民党総裁選も終わり、自民党も新しい体制が始動いたします。まさに今回の総裁選では、新しい挑戦者も果敢に論戦に挑む姿がみられ、新しい自民党へ変革への伊吹が現れてきました。

私も年末で75歳を迎えることから、今期を持って衆議院議員としての役職に、一区切りをつける時期に差し掛かってきたのではないかと感じております。

思えば平成13年の初代外務政務官時代には「えひめ丸」事件対応の為、被害者家族と米国との間で奔走し、文部科学副大臣時代には日本の科学技術振興の為に働き、東京五輪担当大臣時代には、大会運営に向けて粛々と職務に邁進してきました。

政治の道に入る前は、建設現場で職人として働いてきたことから、平成28年には、いわゆる「建設職人基本法」を議員立法で成立させることができました。現場で働く人の安心安全と処遇改善の為に、私の経験と思いを議員立法として結実させることができたと思います。

平成25年からは、数年間の途中期間を経て県連会長を8期務めさせていただき、自民党千葉県支部連合会の皆様、県内の皆様からもご協力を賜り、千葉県の均衡ある発展に向けて歩みを進めることができたかと思います。わが自民党千葉県連には、若手からベテランまで素晴らしい各級議員、支部長がおります。私も安心して後任支部長の「松本泉」さんにバトンを渡すことができます。

私が市議会議員の頃から主張してきた、千葉北西連絡道路の建設など計画途中であるとは、心残りでありますが、後任の皆様が必ずや計画を実現していただけると信じております。

晴れの日も雨の日も、これまでも私の政治活動を、熱心にご支援いただいた地元の皆様、秘書スタッフには、感謝の言葉しかございません。そして、何よりもこれまで多忙の為、家庭生活を十分に顧みることができなかった、妻や私の家族にも心から感謝の言葉を伝えたいと思います。

最後に、全国の自民党の仲間、各マスコミの皆様にも叱咤激励を頂いたことも、私にとり充実した良い経験になりました。最後に心からの感謝の言葉を添えて、私からの引退のメッセージとさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。

令和6年10月9日

前衆議院議員 櫻田義孝