国土交通委員会で質問「千葉北西連絡道路計画について」
(櫻田)建設現場での安心安全が確保されなければ、多くの若者が建設業界を目指さなくなってしまいます。国交省や元請け団体などを含めて、現場での安全対策の追求を引き続き求めてまいります。
さて、私が柏市議会議員のときから主張をしてきた千葉北西連絡道路の建設計画についても、質問をいたします。とくに柏市など千葉県北西部などは、昔に比べても人口増加による交通量の増大が顕著であり、いまでも慢性的な渋滞に悩まされております。
さらに令和元年(2019年)秋の大雨では利根川も大変に増水して、農業道路の冠水などによる周辺道路の通行止めにより、国道16号も大変な混雑になりました。冒頭指摘ように、大規模自然災害が発生した際には、緊急車両の通行も阻害されるような状況になりかねない。地域住民の生活道路として、また産業・物流の大動脈としてバイパスルートとしての千葉北西連絡道路の建設が必要と認識しているが、国交省の検討状況はどうであるか?すばりお伺いいたします。
(国交省道路局長答弁)
千葉北西連絡道路は、野田市から印西市を結ぶ高規格道路計画である。
令和5年度から本格的に国交省でも計画段階評価を開始し、学識経験者などで構成される協議会をスタートしている。
今年2月にも検討会を開催し国県市を主体に具体的に協議を実施。渋滞緩和、防災対策、産業育成の観点でも効果が期待できる。
(櫻田)
この道路計画は、首都圏住民の生活を繋ぐ、まさに「命の道」となる。また、建設コストを掛ける以上の便益が見込めることからも(benefit/Cost>1)国・県・市を主体として、鋭意計画を進展させていただきたい。