自民党総裁選挙について

多くの市民の皆様、党員の皆様からお問い合わせがあることから、私の考えを僭越ながら下記に述べさせていただきたく存じます。

国会議員としての私自身の政治信条は「自由・民主・法の下の平等・世界平和」であります。

今回の自民党総裁選挙においても、こうした基本的価値観を堅持し、日本国の平和と発展を目指す確かな国家観と行動力を持っている人物が、自民党の総裁ひいては内閣総理大臣としてふさわしい人物であると考えております。

私は自民党行政改革推進本部長であり、河野太郎行政改革担当大臣とは、以前から行革について共に仕事をしている間柄であります。

その為、河野大臣が自民党総裁選に出馬を決意される以前から、ポスターや広報誌を作成し、河野大臣との活動についてアピールをさせていただいておりました。 

今回の総裁選挙での議論や報道がなされる中で、河野太郎氏の親族が経営されている会社と中国との関係が、今回初めて指摘をされました。

私自身、ウイグル、チベット、南モンゴルなど中国共産党による人権侵害に対して、多くの国会議員や地方議員の仲間と共に抗議を行っているところであり、中国共産党との今後の関係についても重大な関心をもっております。

同時に、日本の国会議員としては、外国との関係については、議員本人のみならず、親族に関しても疑念がもたれることのないよう、公明正大に日本国民に対して説明をする責任があると感じております。

河野太郎総裁選挙候補者に於かれましては、ご自身が株主でもあり親族が経営にも従事する企業と中国との関係について、党員のみならず国民に対してもつまびらかに情報を開示され、疑念を持たれることの無きよう、丁寧なご説明をなされることを一党員、一国民として強く要望を致します。

私自身としては、多くの国民の皆様、党員の皆様の声を丁寧にお伺いしながら、9月29日の総裁選挙においては、前述した「確かな国家観」「政策実行力」「行動力」「国民に対する誠実な説明責任」を果たしているかといった観点を総合的に勘案して、一番ふさわしいと認定した総裁選候補者に、私に託された自民党国会議員としての一票を投じさせていただく所存であります。