不妊治療の保険適用と助成制度の充実に向けて議論！

3月1日（月）不妊治療の支援の拡充を目指す議連が開催です。我々の議連での提言に基づいて、令和3年1月1日以降の治療分まで支援策の拡充が実施されております。具体的には、

【拡　充　前】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【拡　充　後】

①所得制限：730万円（夫婦合算）　　　　　　　　　　　　　　　　　　 所得制限撤廃

②助成額：1回15万円（初回のみ30万円）　　　　　　　　　　　　　　　助成額1回30万円

③助成回数：生涯で通算6回まで（40歳以上43歳未満は3回）　　　　　　1子ごと6回まで（40歳以上43歳未満は3回）

④対象年齢：妻の年齢が43歳未満　　　　　　　　　　　　　　　　　　　変更なし

　不妊治療の支援に関する議連を開始した当初、「高額な不妊治療を継続していかねばならい夫婦の所得制限が730万円では、少子化問題に政府も本気で取り組む気がないのか？」との厳しいご指摘をいただくなど、多くの皆様から様々なご意見を頂いておりました。

　その後、多くの皆様、官公庁、医師会などから議論をお伺いして、昨年末には政府に提言案を提出するところまでこぎ着けました。今後、令和4年度からの保険適用に向けた詳細な制度設計、「不妊」についての社会全般の教育や啓発など議連をつうじて更に検討をすべきテーマは多岐に渡ります。我々議員団と官公庁や自治体、医師会等団体、そしてなによりも患者の皆様に寄り添って議論を深めて参りたいと思います。