専門家(プロフェッショナル)の意気地
毎週恒例となった「不妊治療の支援拡充を目指す議連」です。今回は、綾瀬市議会の笠間昇先生からご指摘を頂いて検討課題となった「不育症」について藤井知行 東京大学教授から詳しいメカニズムと、沖津摂 日本エンブリオロジスト学会理事から臨床胚培養士の国家資格についてのご提言を頂きました。藤井教授からは、医学的な要素のほかに母親への精神的ケアの重要性、沖津先生からは、専門的知識と訓練を受けた胚培養士を育成しなければ、質の高い人口受精が困難になるなど、まさに現場で日々奮闘をされている「プロ」でなければ分からない視点でのお話。まさに専門家、プロの視点で患者の為にベストをつくすという気概がお二人から「ひしひしと」感ぜられました。我々「政治の側のプロ」」としても、こうした現場の声を丁寧に反映させていくことができればと思います。